やさしい人

人には言えなかったことを思い出しては書いています

『いぬやしき』感想

犬屋敷壱郎

 

私と『いぬやしき』との出会いはおそらく4年程前。

学校に「自分が紹介したい漫画を持ってきてよい」という先生の指示で、

生徒が持ってきたものだった。

正直「ちょっとコイツいきってるな」としか思わなくて、

肝心の『いぬやしき』の「内容には全く立ち入りませんでした。

 

先ほど、アニメ版を視聴し終えて、なかなか面白いなと思いました。

同じ状況に陥った中年と青年が「生きる意味」を模索する物語です。

双方とも、アイデンティティの危機がやってくる時期ですものね。

その辺も面白かったです。

 

おそらく、アニメではカットされている話もあるように感じたので、

そこを回収するために漫画を読んでもいいかなと思える内容でした。

アニメ版は犬屋敷役が小日向文世さん、獅子神役が村上虹郎さん。

お二人とも味のある声と迫真の演技で素晴らしかったです。

実写版は、犬屋敷役が木梨さんで、獅子神役が佐藤健さん。

こちらも気になります。

 

いぬやしき