やさしい人

人には言えなかったことを思い出しては書いています

今更だけど、LA LA LAND

流行りの映画というのをまずリアルタイムで観ない私が、本日観ましたのは、

 

LA LA LAND

 

ラ・ラ・ランド(吹替版)

 

申し訳ないのですけれど、恋愛映画は普段は観ません。。

 

が、やはりアカデミー賞14部門ノミネートは伊達じゃないですねえ。

 

率直にめちゃめちゃよかったです。

 

 

以下ネタバレもありますので注意です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラストシーンの「もし二人が結ばれていたら」誰のものなのか?

 

みなさんも同じところに感動したと思いますが、最後のセブの店でのシーンですよね。

 

再会した二人が結ばれていたら。。というシーンです。

 

あれがはじまった瞬間に「やられたなあ」と思いました。

 

あれは卑怯!(笑)

 

もし、お互い二人の時間や気持ちが少しずつずれていってしまったあの瞬間たちがもしも上手くいっていたら。。

 

でも、二人が上手くいかず、すれ違っていってしまうからこその美しさなのわけですよねえ。。

 

 

観ている途中に思ったのですが、あの光景は誰のものなんですかね?

 

観ていたときはセバスチャンのなのかなと思いましたが、二人のものなのかなあ。。

 

それとも我々観ている者たちの抱くハッピーエンドなんでしょうかね。

 

あのシーンでの音楽が最高で、もう一度観たいです。

 

 

てかもう一度観ました(笑)

 

家庭を持っているミアが旦那とたまたま見つけたジャズバーに入るのですが、そこは夢を語り合ったあのセブズだったのです。

 

セブは客席にミアを見つけてピアノの前に座ります。

 

セブがミアを見つけてからの溜めがとても好きです。。

 

静かに二人のテーマ曲を弾き始めるセブ。

 

そうすると、映像がミアがはじめてセブのピアノを聴いた日に戻るわけです。。

 

ミアが声をかけようとすると、映画の最初では無言でぶつかっていってしまうはずのセブと互いに磁石でも入っているかのようにキスをします。

 

そこからバーンと「Another Day of Sun」がかかるのですが、「Mia & Sebastian’s Theme」のメロディーがとびこんでくる感じが鳥肌モノなのです。。

 

そこからは二人がすれ違った場面を埋め合わせるようにしてメドレーで流れていくのですが、随所にMia & Sebastian’s Theme」が入っていて、これは二人の物語なんだなあとしみじみ感じます。

 

そして、二人がたどり着いたかもしれない未来が、ミアの現在にセブの姿を重ねたようにして描かれます。。さぞ温かい家庭なんだろうなあ。。

 

最後には、二人はセブの店にやってきて席に着きます。ここで現実の映像がオーバーラップし「Mia & Sebastian’s Theme」の演奏が終わるのです。。

 

美しすぎる(泣)

 

手を伸ばせば届く距離にいるというのに二人は遠くで視線を交わして離れていく様子もよかったですねえ。。

 

セブの最後のあのほほえみ。。

 

 

評価

 

文句なくおすすめです!!

 

他の方のレビューも参考にしようとしたところ、18000件近くのレビューがあってびびりました。

 

みなさん何かしら感想を書きたくなる作品なのでしょうね。

 

今夜はいい夢見られそうだ。