スカート(澤部渡)を構成する9つのアルバム 前編
崎山蒼志に絶賛ドハマり中のアトキンです。
崎山蒼志さんは今話題沸騰中の高校生シンガソングライターですね。
彼はAbemaTVの『日村がゆく』というバラエティー番組の「高校生フォークソングGP」という企画で一気に話題になりました。
崎山さんの記事も書こうと思いますが、その審査員をされていた、
スカートの澤部渡さん
という方が気になってしまいまして、その澤部さんのことをまとめようと思いました。
スカート(澤部渡)について
Mステにスピッツが出演したときに「あのタンバリンと口笛の人は誰なんだ?」と話題になったそうですね。
48pop.blog.fc2.com
たしかに存在感がすごい。口笛も上手い!
スカート(澤部渡)を構成する9枚のアルバム
この方の記事を書こうと思ったのは、WOWOWの番組の動画を観たからなのですが、そこで「私を構成する9枚のアルバム」というコーナーがありました。
自分の平凡で貧弱な音楽知識を少しでも増やすために澤部さんの言葉を借りてアルバムをまとめようと思います。
番組で挙げていたのが以下の9つのアルバムです。
- 楽しい夕に - RCサクセション
- 風街ろまん - はっぴいえんど
- Q&A 65000 - yes, mama ok?
- Drums & Wires - XTC
- Blossom Dearie Sings (45th Anniversary Edition) - Blossom Dearie
- Parakeet&Ghost - カーネーション
- SING A SONG - 豊田道倫
- DON'T TRUST OVER THIRTY - MOON RIDERS
- No. 1 in Heaven - Sparks
邦楽が多いなあと思ったのですが、YMOの話を聞くに、邦楽が音楽の最先端をいっていた時代なのだなあとしみじみ思いました。
1.楽しい夕に(1972) - RCサクセション
澤部さんが小学生のときYMOにはまっていたところ、お母さまが音楽が好きで、家にレコードがあったそうです。そこにRCサクセションもあったので聴いていくうちに、特に「ぼくの自転車のうしろに乗りなよ」にはまったそうです。
「整理されておらず、音楽になる前の取っ散らかった状態のもの」
とサニーディ・サービスの曾我部さんとお話されていました。
澤部さん自身が「感度の高い」子どもだったとおっしゃってますが、相当ですね(笑)
無知にも程があるのですが、RCサクセションが忌野清志郎さんのバンドだとは知りませんでした。。しかし若いですねえ。。
2.風街ろまん(1971) - はっぴいえんど
澤部さんがなぜはっぴいえんどにたどり着いたかというと、同じく小学生のころ、雑誌のCMで「あしたてんきになあれ」を聴いたときに「この音楽何?すごいかっこいい!」と思ったそうです。そこでマキシングルを買って、風街ろまんにたどり着いたということでした。YMOを聴いていたのでバンドの存在は知っていたそうですが、渋い小学生ですね。。
Happy End - Kazemachi Roman (1971) FULL ALBUM
澤部さんはアルバムを聴いて、「不気味でした」「まったくわけのかわらない言語感覚」「こういう情景はすごいな」という感想を持ったそうです。
曾我部さんも「言葉の切り方が変」「言語感覚をわざと崩した”はっぴいえんど語”という言葉だ」と評しています。自分とは違う街のような不気味さはスカートにもあるともおっしゃってました。
3.Q&A 65000(1997) - yes, mama ok?
澤部さんが「いまに至るまでとにかく影響を受け続けているバンド」とのことです。中学生のときにポップスを意識しだしたのがこのバンドだそうで、動画では金剛地さんのテレバイダーという番組のスタッフさんがいらして、番組についての話で盛り上がっていました(笑)いい時代だったのだなあと思います。。今じゃコンプラ的にまずそうな話ばかりで(笑)
テレバイダーOP
yes mama ok?についてはあんまり曲には触れてなかったですね(笑)
金剛地さんというアーティストあっての楽曲ということなのでしょうかねえ。地方在住なので金剛地さんがこういう番組をやっていたというのをはじめて知ったほどなのですが、見たかったなあ。。
1記事で全部やろうと思ったのですが、長すぎるので3つくらいに分けようかと。。中編、後編は後日。。